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2014.08.04


第3回世界・日本肝炎デーフォーラムに参加しました

第3回世界日本肝炎デーフォーラムに参加しました

第3回世界日本肝炎デーフォーラムに参加しました

 平成26年7月27日、日本肝臓病患者団体協議会主催の第3回世界・日本肝炎デーフォーラムが中央大学駿河台記念館にて開催されました。B型肝炎東北原告団・弁護団からも3名が参加しましたので、その模様を以下のとおり報告します。

 フォーラムには、B型肝炎・C型肝炎の患者や支援団体の方が多数参加し、定員360名の会場はほぼ満杯になるほどでした。

 まず、日肝協代表幹事が開会挨拶をされるとともに、この1年に亡くなった方に皆で黙祷を捧げました。

 その後、来賓である厚労省肝炎対策推進室室長、日本肝臓学会理事からそれぞれ挨拶がありました。予防や肝炎検査による早期発見の重要性を強調されていました。

 また、各党国会議員の先生方も出席され、患者や支援団体に対し力強い応援のメッセージを伝えていました。出席された議員は、丸川珠代議員(自民党)、中根康浩議員(民主党)、新原秀人議員(日本維新の会)、三谷英弘議員(みんなの党)、高橋千鶴子議員(日本共産党)、福島みずほ議員(社民党)、川田龍平議員(結いの党)、小宮山泰子議員(生活の党)、出席はされませんでしたが会場にメッセージを伝えられた議員は山口那津男議員(公明党)、平沼赳夫議員(次世代の党)となっております。

 そして、全国B型肝炎訴訟原告団代表、薬害肝炎訴訟原告団東北原告団団長が、今後の運動に向けての挨拶をして、祝電が紹介されフォーラム前半は終わりました。

 フォーラム後半では、医師による講演が2つ催されました。 まず、四柳宏東京大学医学部附属病院感染症内科医師が 「肝炎患者が知っておくべき感染の話」との題で講演をされました。患者の血を吸った蚊に刺されて感染することはない等、ふつうの友人、知人との付き合いのなかで感染する可能性はほとんど無いことを具体的に説明されていました。

 次に、泉並木武蔵野赤十字病院副院長が、「B型C型肝炎・肝がんあなたが受けるべき治療とは?」という題で講演されました。B型肝炎ではウイルスを完全に消すところまで治療の目標が変わってきたこと、ウイルスを完全に除去できればがんになる確率が下がることなどB型C型肝炎・肝がんについて最新の治療状況を詳しく話されていました。

 以上のとおり、多くの参加者、賛同者が集まり大変な盛況に終わりました。東北原告団・弁護団は今後とも恒久対策のため積極的に活動していきます。

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