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2015.05.02


4月25日 オール東北肝炎サポート大集会が開催されました!

2015年4月25日、TKPガーデンシテイ仙台にて肝がん・肝硬変患者への医療費助成実現のため、オール東北肝炎サポート集会が開催されました。

東北の国会議員の方2名、地方議会議員の方8名の他、全国から多くの原告、支援者の方々が集まり参加者は200名近くになりました。以下、その模様を報告致します。

議員の皆様からの応援メッセージ

全国B型肝炎訴訟東北原告団平井邦雅代表の開会挨拶の後、来場された議員の皆様から応援のメッセージをいただきました。どのメッセージからも、ウイルス性肝炎・肝硬変患者に対する医療費助成の速やかな実現に対する強い熱意が伝わりました。
衆議院議員郡和子様 参議院議員中野正志様
郡和子衆議院議員                中野 正志参議院議員
宮城県議会議員の皆様
右から 宮城県議会 今野隆吉議員、中沢幸男議員、石橋信勝議員
宮城県議会議員の皆様2
右から 宮城県議会 藤原のりすけ議員、坂下やすこ議員、岸田清実議員

仙台市議会議員の皆様
右から 仙台市議会 嵯峨サダ子議員 ふなやま由美議員

基調講演「肝炎ウイルス~今明らかになる医原病の真実~」

次に、全国B型肝炎訴訟原告団田中義信代表が、「肝炎ウイルス~今明らかになる医原病の真実~」と題した基調講演を行いました。田中代表は、B型肝炎訴訟の基本合意に至るまでの歴史や政府の検証会議の議論などを説明された後、被害者の個別救済の早期実現、肝炎患者が安心して治療を受けられる制度の実現、及び真相究明・再発防止といった全面的B型肝炎訴訟の解決が必要と訴えました。B型肝炎訴訟の経緯、今後の問題が整理されたとてもわかりやすい内容でした。

肝がん患者の生活実態報告

次に、B型肝炎訴訟の原告の肝がん患者の方とそのご家族に壇上に上がっていただき、その生活実体をインタビュー形式でお聞きしました。余命を告知されたショックの他、多大な治療費の負担、仕事への支障といった肝がん患者の苦しい生活の実態が明らかになりました。

医療費助成実現に向けた原告団・弁護団の活動報告

次に、全国B型肝炎訴訟東北弁護団団員浅沼賢広が、これまでの医療費助成実現に向けた原告団・弁護団の活動について報告しました。ウイルス性肝がん・肝硬変患者に対する医療費助成実現を求める意見書が数多くの地方議会で採択されていることが報告され、この運動の広まりが改めて認識されました。

共催団体のご挨拶、オレンジフラッグ引継ぎ式

宮城県肝臓病校友会大江正義代表及び薬害肝炎訴訟東北原告団野宮隆志代表から、ご挨拶と応援のメッセージをいただきました。

そして、東北原告団平井代表が、医療費助成実現を願うオレンジフラッグを次回の肝炎サポート大集会の開催地である東京の原告団代表に引き継ぎました。

その後、全国B型肝炎訴訟東北原告団鹿又喜治団長が閉会の挨拶をし、オール東北肝炎サポート大集会はつつがなく終了しました。

集会では多くの議員の先生方と支援者の方々からの力強い応援メッセージをいただきました。また、全国から多くの原告と支援者の方々に参加いただきました。ウイルス性肝がん・肝硬変患者の医療費助成実現に向けた運動の広がりを感じることが出来ました。当弁護団は今後も医療費助成実現に向けて運動を続けていきます。

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