2014.02.21
日本のウイルス性肝炎感染者は、B型・C型あわせて350万人にのぼるといわれ、国内最大の感染症=「国民病」として、その克服は国民的課題です。他方で、予防接種B型肝炎訴訟・薬害C型肝炎訴訟により、肝炎ウイルス感染に関する国の責任が明らかとなり、感染被害者の個別救済がすすんできました。
しかし、時の経過に伴う医療記録の散逸等により多数の被害者が裁判上の救済を受けられない状態に置かれています。また、ウイルス性肝炎は輸血等の医療行為を原因として感染が広がった「医原病」としての側面があります。このような特殊性から一定の医療費助成が実現してきましたが、現行制度は不十分で特に肝硬変・肝がん患者の医療費自己負担額はきわめて高額になっています。
B型肝炎・薬害肝炎の原告団等と厚労大臣との協議では、肝硬変・肝がん患者の医療費助成等の支援のあり方を検討するとされ、医療費助成は大きな政治課題となっています。そこで、肝硬変・肝がん患者への医療費助成を求める大集会を行います。みなさま、ぜひご参加ください。
【日時】
平成26年3月12日(水)18:00開場、18:30開始
【場所】
東京国際フォーラム ホールB7 (東京都千代田区丸の内3-5-1)
【会場アクセス】
有楽町駅 国際フォーラム口徒歩1分(地下鉄D5出口直通)
東京駅 徒歩5分